はいさいでございます。
鍼灸師の山本です。
最近、移動中の車内BGMがやっとせせらぎからヒーリングミュージックへと変わることが
出来ました。(^^♪)和音やメロディを受け入れるまでになりました。
しかし、まだ他のロックをかけるのには時間がかかりそうです。
私はそもそも大体の音楽を『ながら聴き』が出来ないのです。
聴き入ってしまうので、次の患者様の施術段取りの組み立てができなくなって
しまいます。ですから、せせらぎの音や白玉楽譜の多いヒーリングミュージックが
移動中には適しているのです…
が、しかし、but!!マーク・ボランだけは違いました
マーク・ボランは、60年代後半から70年代にかけて大活躍したバンド「T-Rex」の
ギターボーカルであります彼の作り出すメロディ、歌声、ギターの音色、トランス
状態にまで連れて行かれるこれでもかのリフレイン・・・ ( *∵* )
何故彼の唄は、ながら聴きができるのかを考えてみたら彼の人生と作品の世界観が
大きく関わってきます。昔、魔法使いと一緒に暮らしていたとか、歌詞も古の時代の
森の妖精や伝説上の生き物、ニューヨークから来た手に蛙を持った女、踊りながら
母さんのお腹から出てきて踊りながらお墓の中に入っていく。そんな奇天烈面妖な
世界をエレクトリックでポップでブギーなミキサーに放り込みかき混ぜて出来たのが
マーク・ボランワールド ۹(ÒہÓ)۶
オカルトにも傾倒していたと言われる彼は「ボクの30代は考えられない」と語り、
30歳の誕生日の二週間前に愛人の運転する車で自動車事故にあいこの世を去る。
不思議な生い立ちと不思議な世界の中で生きた彼は、我々に数多くの素敵な作品を
残して星になった (。•́︿•̀。)
どこか、宗教とはまた違うアニミズムの香りがする彼の音楽は、我々のような施術
する側の人間の、魂の深い部分と繋がっているに違いない。そう思うからこそ、
彼の音楽はながら聴きが出来る。いや、彼の世界に入り込める、ひとつになれる。
シャーマニズムなポップミュージックなのであります
ビバ!マーク・ボラン!! (*゚∀゚*)ノ
結局、聴き入っとるやん!!