こんにちは。
石垣の施術者 嘉良 です。(^ー^)ノ
石垣市の八重山最古の桃林寺を紹介させていただきます。
桃林寺(とうりんじ)は、八重山の中で最も古い仏教のお寺ですが
その歴史は、約400年前から在るお寺なんです
琉球王朝7代目国王の尚寧王によって1611年に鑑翁西堂を
開山とし、建設されました
桃林寺は、権現堂(ごんげんどう)とともに創建された臨済宗の
寺院で隣接しています。ナムナム☆(^人^*)
山門の2体の仁王像は、元文2年に作られた沖縄最古の木造彫刻で、
県指定有形文化財に指定されているので是非、見ていただきたいです
桃林寺は、1771年に起きた八重山地震による大津波で、桃林寺と権現堂ともに
全壊し、2体の仁王像も流されてしまいましたが 海岸へ打ち上げられているところ
を発見されて、修復され再度山門に納められた。という過去がありますが、それでも
島に残っていたことに神秘的なものを感じてしまいます +。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
戦災で伝統的な建造物の多くを失った沖縄県では唯一残る建築物として
国の重要文化財として指定されています
↓切妻造りの薬医門(屋根が切妻破風造りのものをいう。)
拝殿をぬけると立派な神殿があり、ボタンの浮彫りを付けた棒状の肘木、
竜を刻んだ方立など本土の神社建築にはあまり見られない特徴がある造りです
圧巻の表情です!左右の柱に彫られています!(*・∀・*)ノ
この世界観はたくさんの文化の影響を受けた石垣だからと
いえるのではないでしょうか
『特別重要文化財 権現堂神殿』碑
桃林寺では、お守りの料金も賽銭箱の中に入れるという、石垣島独自のスタイルを
体感できます v(*´>ω<`*)v
桃林寺は津波で全壊した翌年に再建され、権現堂は14年後に再建されました。
石垣島に来た際には、是非お立ち寄り下さい (。・ω・。)ノ