はいさい。ぐすぅよ。
寒い日が続いておりますが・・・
皆様は大丈夫でしょうか？
今回、ブログ記載二回目になります。
視覚障がい者の補助員を勤めさせて頂いてます。賀数です。
【ユンタクが長寿のひけつ】
私の担当する患者様、T さん。94歳。
脳梗塞の後遺症で麻痺がある方を紹介致します。o(^▽^)o
日頃、車椅子での生活をされており、左下肢には装具を使用されています。
移動の際、リハビリのため、自分で脱いだり、履いたり・・・施設の方々が徹底して本人にさせてます。
T さんの利用する施設では、曜日違いで、歌会や陶芸、水彩画など、日頃、訓練を兼ねたレクなどがあります。
たまに、さぼり癖のあるT さん。
私は時折、「行かないと元気にならないよ、リハビリ兼ねてるから頑張って」とお話しします。
昔に比べ、出来なくなったことが多い自分に対してのいらだちから、「何のために生きてるのか分からない。早く、天国行きたい。」と話されたりします。
私はその時が一番辛いです。
T さんがそのようなことを言うとき、私は、自分の気持ちを伝えます。
「T さんが、そんなこと言うと、寂しくなるな。私はいつも、とっても元気もらってるよ。娘さんも哀しむから、そんなこと言わないで」
T さんは「でもさ～」と話されますが、日々ユンタクをすることにより心が打ち解け、今ではそう言うことはおっしゃらなくなりました。
ところで、私は以前T さんの娘さんから「毎日お願い出来ませんか」と言われたのですが、最初はその真意を理解してませんでした。(T△T)
後で、気付いたことは、T さんの娘さんの住まいが遠く、毎日、母親(T さん)の顔を見に来るのが難しく、「親の話し相手をしながら、鍼灸あん摩マッサージを行ってくれる」それが娘さんが私たちを選んだ理由だったのです。
私もかなりのユンタカー(話好き)ですが、T さんも負けてません。
94歳とは思えない返しをしてこられます。
また、お風呂上がりには、化粧水を自分で・・・お肌もピチピチ！
昔は国際通りの化粧品販売員をしてたそうです。
喋りもお肌のピチピチ感も、昔働いていた職のおかけだとT さんはお話しされていました。
「これからも日々、ユンタク(会話)を通し、一日一日を大切にしていこうね～」って、T さんと話してます。
大切な患者様に逆に元気をもらってる 私でした。
心の病はユンタクをすることにより、改善あり。
